愛宕神社古墳(館林市)

愛宕神社古墳(館林市)

愛宕神社古墳(館林町第一号愛宕神社境内)

館林市役所から北西方向へ約2㎞。住宅地の中にひっそりと佇む愛宕神社の本殿が古墳です。
直径25~30m、高さ4mほどの円墳であったと推測されますが、神社の本殿として使われて方墳のように見えます。
この古墳については『館林市史』の編纂事業の一環で墳丘と周辺の測量調査を行いましたが、発掘調査はしておらず、埋葬施設や副葬品、埴輪などは確認できず、古墳としての要素はほとんどわかっていないようです。
参考文献『館林市史 資料編1 原始古代』

青石地蔵板碑

墳丘の北東中腹には群馬県指定重要文化財の「青石地蔵板碑」があります。
埼玉県秩父地方に産出する「緑泥片岩(りょくでいへんがん)」でできており、色が青く見えることから「青石」と呼ばれています。
板碑は頂部が欠けていますが、現状で高さ202cm、重さ800kg以上もある大きなもので、上半分には地蔵尊の像が、下半分には文永10年(1273年)2月に12人の子供たちが亡き父の13回忌に造立したことが書かれています。
画像板碑としては群馬県内でも有数のもので、数少ない中世の文字資料でもあります。
(現地説明板を参照しました)

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