太田天神山古墳

太田天神山古墳

東日本最大の古墳

太田市の中心部から少し東に進むと大きな山が見える。これが東日本で一番大きな古墳「太田天神山古墳」です。
全長210mは全国ランキングでも28位になります。
駐車場は古墳の南西の線路沿いにあるので、そこに車を停めて巨大な古墳を散策しましょう。
(案内図は太田市のHPより)

古墳を外から眺める

巨大な古墳の周りを一回り。
一回りするだけでも1㎞以上の散歩コースになります。
余裕があれば「女体山古墳」と「A陪塚(ばいちょう)」にも立ち寄ってみましょう。

墳丘の中へ

前方後円墳のくびれ部から墳丘の中に入っていきます。
手前に案内板があって、鳥居をくぐると正面に「天満宮」があります。
これが「天神山」古墳の名前の由来です。

太田天神山古墳には、隣の「女体山古墳」に対して「男体山古墳」という別名もあります。

葺石

墳丘の中を歩くと、足元に石があるのが見えます。
これが「葺石(ふきいし)」です。
今は樹木で覆われていますが築造当時は前面が葺石で覆われていて、高崎市の保渡田八幡塚古墳のような見た目だったのでしょう。
この巨大古墳で前面樹木がなく石で覆われている姿はさぞかし壮観だったことでしょう。

長持形石棺など

古墳の主体部は盗掘されていて残っていません。
竪穴式石室と考えられていて、墳頂部にいくと盗掘跡と思われるくぼみがあります。

石棺は「長持形石棺」であったことが元文3(1738)年に作成された絵図によってわかっています。
かつては後円部頂上から前方部に下っていく中途に大きな石棺の破片が顔を出していたそうですが、今は保護のため埋められているそうです。
周辺を歩いていると、石棺の一部かと思われるようなものがあります。

また珍しい水鳥形の埴輪が見つかっていて、墳丘を歩いていると埴輪片が落ちていることもありますが、見つけても絶対に持ち帰ってはいけません。
出土品などは「新田荘歴史資料館」に展示してあります。

前方部に足を向けるとデコボコしている場所があります。これは太平洋戦争中に太田市が空襲を受けた際に古墳にも着弾したための変形といわれています。

そういった諸々を見ながら散策してみてはいかがでしょうか。

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