奈良古墳群

奈良古墳群

奈良の百塚

関越自動車道の沼田ICから北東方向すぐ近くに「奈良古墳群」があります。
説明板によると、
「かつては奈良の百塚と称されるほど多数の古墳が存在していた」
とあり、今でも説明板の古墳分布図にあるように10基以上の古墳を見ることができます。

古墳散策①

季節によって草が生い茂って歩きにくいときもありますが、古墳分布図を参考に一回り回ってそれぞれの古墳を見てみましょう。

奈良古墳群のような群集墳は古墳時代でも一番最後の時期になります。
古墳の規模は小さくなり数も多いため、「ムラの有力者の集団墓地」のようなものだったようです。
とはいえ、石室の石材の大きさを見れば重機の無かった時代にこれだけのものを造らせることができるのですから、相当な権力はあったのでしょう。

今では石室の石がむき出しになっていて、天井石の上部が露出していますが、築造された当時の墳丘の盛土はもっと大きかったことでしょう。

古墳散策②

古墳分布図で「〇号古墳」とナンバリングしてあるもののほか、ナンバリングしていない古墳もあります。
草の少ない時期に訪れると、そのあたりには石室の石材らしきものがあって、「ここがそうなんだ」とわかります。

石室も史跡保護と倒壊の危険もあるので扉がついていて入れないようになっていますが、中に入れる石室もあります。

トの字型石室

奈良古墳群に行ったらぜひ見てもらいたいのは10号古墳の石室です。
駐車場から一番遠いところにありますが、そこは全国でも珍しい「トの字型石室」があります。
群馬県内で2例あるそうですが、残っているのはこの1例のみで、しかも中に入ることもできます。
トの字の横に出ている側はとても狭いので、入るのは大変かもしれませんが。

冬の奈良古墳群

写真は2023年1月21日撮影です。

夏場の見学では草に覆われていて散策しづらいですし、石室の中に入ろうとするとカマドウマがいたりします。
なので見学には冬がおすすめです。
それほど雪が積もるような場所ではないので、冬場でも安心して行けると思います。(沼田地域の天気予報はチェックしましょう)

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